RUMBLE DIALY

- 乱振日記 - 都内在住の社会人が、映画・IT・ビジネス・紅茶・料理・格闘技について書き殴るブログ

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ジムのタイ人トレーナーは基本無口だ。
ミット打ちの希望者が居なければずっとケータイいじってる。
近くにいた会員さんが「蹴りを教えてください」と頼むと
「サンドバッグケル」「ミットトオナジ」
ミット打ちの時に教えたことと一緒だから一人でサンドバッグ蹴り込めってことらしい。
 
会員さんはもくもくと蹴る
ついでに横にいた私も隣のミットを蹴る
 
蹴れども蹴れどもトレーナーはケータイいじってる
 
数ラウンドたっても、追加の指導をする気配はない。
 
けっきょく会員さんと私は数ラウンド蹴り続けた。頃合いでストレッチを始めた私に、トレーナーが手招きして言った
「アシヤワラカクスル」
 
確かに脚の柔軟さによって、蹴る角度や上体のバランスは大きく変わる。
 
てっきり動きやコツを教えてくれると思ったら、普通の柔軟の話だった。
 
なんで蹴りそのものを教えてあげないんだ?と思ったが
むしろそれ(柔軟)が一番の指導なのかもと思えてきた
 
私の股関節はなかなか固い。90度開いてるのがやっとだ。
 
足腰柔らかくしたら蹴りも変わる
フォームを気にするよりそっちを鍛えろ
 
てことかも
 
そう信じたい