RUMBLE DIALY

- 乱振日記 - 都内在住の社会人が、映画・IT・ビジネス・紅茶・料理・格闘技について書き殴るブログ

未知と既知

月曜にもかかわらず学友と飲んだくれた。。。

ベトナム出張での武勇伝を聞いたが、本当に経験豊富で頼もしい奴。「床屋と見せかけて上はXX」「ビリヤードが人気で公然とXX」「そっち系のビリヤードは店の名前がXX・・・」話は下ネタばかりだったが、それとなく英語やベトナム語を使って楽しんでこれちゃうところはさすが。

そんな営業マンが熱く話していたのが「コミュニケーションは未知と既知だ!」ということ  f:id:rumbleman:20130326113513j:plain

 まとめるとこんな感じ。

左下からN字型に人間関係が進むとしたら、いわゆる「仲良くなる」段階は青字と赤字の2段階。「未知の人と既知の話題を話す」すなわち、知らない人と共通の話題を見つけること。次は「既知の人と未知の話題を話す」すなわち、ある程度の認知の進んだ段階で、真新しい情報を取り入れること。

特に、「未知×既知」は初対面の対話「既知×未知」はSNSのやり取り、が当てはまる。

 ごくごく当たり前とも思える分析だが、最近「未知×既知」の部分がものすごく薄れていると気がついた。

基本的に対面で話すほうが好きなのだが、相手と自分の共通項をちゃんと掘り下げて関係を認識させる行動を、どうも怠っていたのかもしれない。それを踏まえずにSNSだけで繋がったりすると、人間関係での「既知」が達成されず、結局「未知×未知」の会話になってしまうから、当人同士の中が深まることはない。

対面での会話にはそれなりに考えを巡らしているつもりだったが、「あの人と自分の共通項は?」と思い返すと、明確なツガイが見えないままの友達が多いかもしれない。

「同じ日本人、同じくらいの世代なら絶対に共通項は見つかる!土地でも漫画でもレジャーでも食い物でも見つかるまで聞き出す!手数だ手数!」

半分酔っていたものの、彼の言葉は素直に身に沁みた。一期一会の時間の中で、そのツガイを明確にしなくては。