反省
先日、仕事で久々にミスをした。
どういう事象かは書かないが、その顛末と考察をメモしておく。
自分のミスをリカバリーを担当している部署に報告し、復旧をお願いした。当然ながら、「軽率だ」「なんでウチがそんなんやらなきゃいけないんだ」と怒られた。
大学時代から先輩のドぎつい言葉は慣れているが、実際に目の前でそういった言葉を使われるとなかなかしんどいものだ。実際、何人かの人に迷惑はかけたので、自分自身としてはひたすら反省の出来事だった。ところが別の先輩からはまったく違う角度の指摘をもらった。
『リカバリーに手間と時間がかかるのは、そういう仕組みから改善していないその部署が悪い』
まあ基本的にはミスした私を慰めるために言ってくれたと思うのだが、個人の「ミス」と組織的な「欠陥」とは確かに別物として考えなきゃいけないものではある。
尾を引いて気にし過ぎる性格ゆえに、そこの線引きを忘れ、自分のものとして抱え込んでしまうのは間違いかもしれない。
今回、悪いのは100%私だ。
しかしそれは自身の行動に対する反省であり、組織の構造にまでわたって考えるべきではない。そうやってしまうと、今度は組織自体が抱える別の問題に目を瞑ることにもなるから。