下北沢『肉人』
ニクンチュ
と読むらしい。以前散歩したときに見かけたので訪問。
感想は 普段使いにぴったりのお気に入り店
まず感心したのは深夜1時の来店にも関わらず、七輪の炭が熱々で、お肉もすぐに出てきたこと。居酒屋っぽい雰囲気なのでそこらへんは期待していなかったが、すごく大事なところ。
写真撮り忘れたけど「キムチ」と「炙りレバー」を注文。
キムチはすっきり辛く、ごく普通。白菜は拍子切りになっていて、カクテキも混ざってた。レバーの処理も平均点。いわゆるレバーの“臭い”は残っていた。
「中落ちカルビ」
形は不揃いだけど、脂と肉のバランスがとても良い。厚さも不揃いだけど下手に厚すぎず薄すぎず焼きやすい。
「ハラミ(薄切り)」
薄切りと厚切りの2種類があるようだが、厚切りはえてして焼き加減が難しいので薄切りをチョイスしたらこれが正解。肉自体は小振りで、厚さは1.5cm程度。だいたいハラミはこれくらいの厚さが望ましいと思う。ハラミの香りもちゃんとするし、肉汁も出ていた。
深夜だったので今回はこれだけ。
テーブルにはタレが2つあり、醤油ダレは甘口、塩ダレは甘酢のような味わい。このタレの味がお店トータルの印象を代弁するような気がする。
お肉の仕入れと切り方は良いと思う。味はやはり居酒屋っぽい。下処理よりも味付けの幅や仕上げで個性を出している感じ。
そして安い。4品とお酒2杯頼んで3000円。腹一杯食べても財布に優しそう。これであの肉質ならお得と言える。
肉好きをわざわざ誘うほどではないが、普段2、3人で焼き肉を手軽に食べるのにはもってこいだと思う。